自律訓練法が有効な場合
日本では「ヒプノセラピー(催眠療法)」とは、まだまだ馴染みが浅く、怪しいような印象があるようですが、「自律訓練法」は自己催眠の一種であるにもかかわらず、そういう認知はなく世の中に広く知られています。
病院や心療内科でも、自律神経失調症やストレスの回避法として自律訓練法を教え、高い効果をあげています。
そもそも自律訓練法はどのようにできたのでしょうか。
ベルリンの大脳生理学者オスカー・フォークトが眠りと催眠の比較研究をし、何人もの人に何回も催眠をしているうちに、その人たちが心身ともに健康になることに気がつきました。
フォークトの研究を引き継いだシュルツは、催眠状態そのものに治療効果があるのならばその共通点を見つけて、それを繰り返し練習することが治療効果をあげると考え、“自律訓練法”の練習方法をつくりました。
自律訓練法は、背景公式から第六公式まで練習します。一つの公式をマスターしてから次の公式へと進みます。
自律訓練法の効果
自律訓練法の効果 として下記のようなことが期待できます。
- 疲労回復
- イライラせず穏やかになる
- 自己統制力が増し、衝動的行動が少なくなる
- 仕事や勉強の能率が上がってくる
- 身体的な痛みや精神的な苦痛が緩和されてくる
フェアリィでは、セッション中に自己催眠や自律訓練法をお教えし毎日実行していただくことにより、早く前向きに元気になられています。